猫額洞の日々

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2006年 03月 24日

(2)「覆面の佳人」まだ途中

~3月23日より続く

 「覆面の佳人」まだ途中であるが、この「覆面」にはヴェールとルビがある。
ヴェールなら他に訳語があったような気がする・・・面紗だったっけ? 違う
かしら?
 覆面だと、まるでおこそ頭巾みたいで、時代劇めいてくる。それをねらってるの
かも知れないが。

 擬古風もむずかしい。黒岩涙香の時代なら、イヴォンヌを疣子さんとして、読者に
親近感を与える必然性もあったろうが、もうかなり外国の知識もふえた時期に、
敢て日本人名で通すには、書きながらずっと明治期の意識を保ち続けないと、時々
枠組みからはみ出すことになる。
 パーティーの場面では「ドレス」ではなく「着物」と明治調に表記されていたが、
パリ郊外の「洋館」では、時代と場所が錯誤する。
 後で出てくる時は「邸」と、無難に書かれていたが。

 ナニ、時代錯誤とは あたしのことさ。

3月25日に続く~

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by byogakudo | 2006-03-24 21:40 | 読書ノート | Comments(0)


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