2006年 04月 02日

「久保田万太郎」途中

 まだ1/3くらい。「火事息子」しか読んでないし、新派ファンでも俳句好きでも
ないのに、何故読む? もののはずみ ということか。

 じっくり時系列に沿った書き方の評伝である。ともかく万太郎の通史をまず
書いておく ということで、しばしば「のちに書く機会があるが」とある。

 浅草というと藝能の街と思っていたが、万太郎の生まれ育った浅草は、職人たちの
住まう静かな浅草だった。
 おばあさん子であったのは、何となく理解できる。おばあさんのおかげで、好きな
文学の道を辿ることができた、なるほど。

   <記憶のよかった万太郎が、自分の作品のひとつひとつが、何という雑誌に
   発表され、それがほぼ何枚のものであったかを、ほとんどおぼえていたのを、
   現実にこの目で知っているぼく(注: 戸板康二) は、そういう「年譜」や「後記」
   のデテイルは、十中八九、信用していいと思っている。>ものすごい記憶力!
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by byogakudo | 2006-04-02 18:54 | 読書ノート | Comments(0)


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