2006年 04月 19日

昨日の補足他(80年代)

 「けっこう凄い人」に取り上げられている中で好きなのは、みうらじゅん
くらい というのが正直なところだ。
 李泰栄 製作のコマーシャル・フィルム(サントリー・オールド&ペリエ)なぞ、
ふふんと笑って見逃す類いであったし、映像の好き嫌いは如何んともし難い。

 たぶん大抵の人にとって自分が青年期を過ごした時代が、たとい どんな時代であれ、
価値判断の基準になるのではないだろうか。だから、80年代はわたしの時代ではない。

 自分の好きなものが大資本の下、名付けられ(ブランド化され)流通機構に乗る。
あんなに好きだった筈のものなのに、違う様相を帯びて商品として流通するのを
見ながら、高度資本主義社会に対抗するには もはや逼塞するしかない、己のナイーヴさ
を、戦略のなさを嘆くがせいぜいであった80年代。

 自分が無能だからフィットできなかったし、フィットする能力が欲しいとも
思わないが、80年代中頃からのオタク青少年や、過食や自傷等の神経症的行動を起こす
若い女たちも又、商業化され尽くした社会に適合しようとした結果ではなかったか__
なぞと、昨夜は考えていた。
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by byogakudo | 2006-04-19 17:22 | 雑録 | Comments(0)


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