猫額洞の日々

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2006年 05月 24日

フレンチ警部/ 肉体の秘密

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 誘拐されていた四人目の入場券売り場嬢は救出され、事件は解決したが、
フレンチ警部の新陳代謝に疑問が残る。

 p131、夕方7時から10時半まで、木立に隠れて容疑者を見張っている。その間
乾ぶどうとチョコレートで餓えをしのぐのだが、のどは乾かないのだろうか?
パイプもよくふかしているけれど、レーズンとチョコレートにパイプである。
気持悪くならないだろうか?

 p178~p179、こちらは映画館切符売り場近くにカモフラージュされた囲いの中、
12:30~11pm までほぼ半日、座り込んでのぞき穴から一人で見張り続ける。
食料は充分持ち込んでいるそうだけれど、外の騒音がうるさいので、時々姿勢を
変えることができたそうではあるけれど、そう、つまり、彼は半日くらい
お手洗いに立たなくともすむ肉体の持ち主なのであろうか? みんながみんな、
ドーヴァー主任警部みたいに生理的欲求に忠実なタイプとは限らないけれど、
不可解な謎として残った。
        (「フレンチ警部と紫色の鎌」クロフツ 創元推理文庫 73年4刷) 
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by byogakudo | 2006-05-24 17:03 | 読書ノート | Comments(0)


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