猫額洞の日々

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2006年 06月 05日

訂正と感想文3個

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 まず昨日の訂正から。(今日 書き直しましたが)「魔法使いの弟子」は
河出ではなく、現代思潮新社刊です。エートル叢書編者・著者である鈴木創士氏と
出版社にお詫びして訂正いたします。
 何を勘違いしてしまったのか。申訳ありません。

 「室内の都市」(海野弘 住まいの図書館出版局 90初帯)読了。あとがきに、
<私は文学を読みながら、その空間を見たいと思う。その小説の中の部屋に自分も
入っていきたいのである。そして逆に現実の部屋や家具のうちに文学を読みたいと
思うのだ。インテリアや家具の歴史は無味乾燥な様式史であってはならない。それは
人間的なものであり、その空間は詩を持っていなければならないのだ。>
 その通りの本だ。

 「苦悩する落語 二十一世紀へ向けての戦略」(春風亭小朝 光文社カッパ・
ブックス 00初帯)読了。
「落語」と「落語家」を「古本」と「古本屋」に置き換えて読んでしまった。
「小売店」と「商店街」に置換してもよい。
<・・・とにかくなんらかの方法で血を通わせて活性化させなくてはいけない訳
ですから。ただし、一時しのぎのカンフル剤はダメです。将来のことを考えて・・・
(中略)・・・やる気とプライドの両方を刺激して、うまく面倒をみていけば、
いい結果につながると思いますよ」>次世代の落語家育成のはなしではあるが。

 「妖猫夜話 水木しげる猫漫画短編集」(水木しげる 株式会社どうぶつ出版
96初)読了。中の一編「影くい猫」は、パチンコ屋から出てくるネズミ男のシーン
から始まるが、背景の「パチンコ」看板の「パ」、「出玉快調」の「出」の文字が
見えない角度で描かれている。ゴダール映画みたいだ。考え過ぎだろうか。

 今夜は「ショージ君の漫画文庫傑作選」(東海林さだお 文藝春秋 03初帯)が
読みたいけれど、寝床では無理だから、もう1冊何か探そう。
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by byogakudo | 2006-06-05 11:15 | 読書ノート | Comments(0)


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