猫額洞の日々

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2006年 06月 18日

「エラリー・クイーンの国際事件簿」~「ながい眠り」へ

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 エラリー・クイーンでは「事件の中の女」連作が面白かった。トップの
「エラリー・クイーンの国際事件簿」は各話導入部の、さもエキゾティックな話
ですよという入り方が、あんまり好みじゃない。ミステリ専門誌ではない、
50年代アメリカの一般読者向けには有効なイントロダクションかも知れないが、
いま読むと、さっさと物語に入ってくれればよいのにと思う。
 日本の事件としては帝銀事件が取り上げられ、犯人はテンペラ画家とされている。

 クイーンは世界中を廻ったようだが、クイーン来日のおかげで江戸川乱歩邸の
お手洗いが水洗式になったと憶えている。
 日本の探偵小説家の生活を知りたいから 誰かの私宅に泊めてもらいたいという
要望が出され、それなら乱歩邸、しかし日本式お手洗いでは不自由だろうから
改装したけれど、結局クイーンは泊まらなかった。__という話を山田風太郎の
エッセイで読んだ記憶があるのだが(たしか風太郎の筈である)。
                 (エラリー・クイーン 創元推理文庫 05再帯)

 「骨の島」(アーロン・エルキンズ ハヤカワ文庫 05初帯)の始めの方、貴族の
息子が誘拐されるあたりまで読んでいたのに、「ながい眠り」(ヒラリー・ウォー
創元推理文庫 06初帯)に取掛かる。
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by byogakudo | 2006-06-18 13:04 | 読書ノート | Comments(0)


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