2006年 06月 25日

ライヴ「東京風物名物誌」

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 写真は一昨日の五反田風景、大崎電気五反田寮。いちばん上の部屋が見てみたい。
広間だと思う。見学させてもらえないだろうか。

 当店向いの食品店 大旦那さんは95歳! ワゴンを出しながらお喋りしていたら、
白木屋の火事を目撃されたそうである。これは伺わなくっちゃ。

 当時彼は、日本橋の海苔屋さんに奉公していたが、どこからともなく
「白木屋が火事だ!」の声が聞こえてきて、駆け出した。

 7階建てビルの火事なので類焼はしなかったが、いわゆる火の手が上がる火事を
不謹慎ではあるがワクワクしながら見るのと違って、ただ何とか助かってくれないか
と手に汗握って見守っていたそうだ。
 窓ガラスがゆがんだと思った瞬間、窓から火が噴き出す。彼自身は目にしなかった
けれど、反物をつないでロープにして降りようとした女性が、途中の窓から出た火が
その反物ロープに引火、女性は墜落死した。

 白木屋の火事以来、日本女性が洋装下着を身につけるようになったのは
よく知られているが、近くの布団店・西川と伴伝(大旦那さんは「番伝」と
仰っていたが)が、商品であるお布団を運んできて、マット代りに提供した話は
初めて知った。日本橋商人の伝統や気質が感じられる。

 昨日書いた昭和22年新宿二幸の有り様を、もしやご存知でないかとお訊ねしたら、
それは憶えていらっしゃらなかった。店の棚から「東京風物名物誌」を取出して
お見せしながら更に伺いたかったけれど、開店時間がとうに過ぎている。次回!
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by byogakudo | 2006-06-25 18:13 | 雑録 | Comments(0)


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