猫額洞の日々

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2006年 07月 06日

「顔認証システム」実験

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 昨日のトップニュースはミサイル発射ではない、「顔認証システム」実験が
すでに行われた ということではないか。
 以下、7月5日付け東京新聞朝刊 特報欄の記事を要約する。

<国土交通省所管の財団法人・運輸政策研究機構の国際問題研究所が主宰し、
 国交省鉄道局/東京地下鉄/NTTコミニュケーショズも加わった
 「顔認証システムを用いた新規カメラ研究会」により、
 5月1日から19日まで、一日2時間、
 東京メトロ霞ヶ関駅 改札口一部を使い、
 最大 一日40人のアルバイトを動員して、「顔認証システム」実験が行われた。>

 「顔認証システム」別名「人間Nシステム」は一卵性双生児も識別できるらしい。
実験にはオブザーヴァとして警視庁も参加。

 5月18、19日は抗議行動で実験は中止されたが、必要なサンプル数は集まり、
担当者によれば「結果はおおむね成功の感触」という。
 最終的な結果や発表する範囲は、これから検討する模様。

 昨年11月、研究者11名が実験中止を運輸政策研究機構に求めていた。反対する
理由は、
<「実験は当然、システムの導入を前提にしており、そのためには国会内外での
広範な論議が必要なのに、それを避けた。実験室ではなく、わざわざ駅で実験したのも
既成事実づくりだ」>

 運輸政策研究機構は、
<「駅での実験は、照明や電車の走行の影響などを考えると必要だった」>
 国交省は、
<「あくまで技術的な実験。具体的な導入については、検討にすら至っていない」>
とそれぞれ説明している。

 生体識別システムではないが 監視カメラの氾濫するイギリスでは、昨年2月
英国政府が<「監視カメラの台数と犯罪件数には相関関係はない」と発表した。
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by byogakudo | 2006-07-06 13:43 | 雑録 | Comments(0)


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