2006年 08月 03日

ちょっと中断して

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 やっぱり夏になってしまった。残念だ。光化学スモッグ注意報だか警報だかも
聞こえてくる、ひっそりした夏の日。

 遅々として進まない「黒と青」であるが、昨夜は瀬戸内晴美編「恋と芸術への
情念 人物近代女性史」(講談社文庫 89初帯)に寄り道する。
 まず隅をつついておくと、J や奥付では瀬戸内晴美なのに、扉は
瀬戸内晴美になっている。

 藤蔭静樹の若いときの写真を初めて見て、寄り道したくなった。斎藤信也
「人物天気図」(朝日新聞社刊)の写真は、猫を抱いたおばあさんの写真なので、
荷風と恋愛していた頃の様子がなかなか想像できなかったが、やっと若い芸者時代の
彼女が見られた。賢くて気の強そうな美人だ。
 松井須磨子から原阿佐緒まで、自己表現への意志の強い女性たちの苦闘史である。
ほんとに女性の仕事は結婚しかなかったのがよく解るが、つき合うには疲れそう
なので、今夜は「黒と青」に戻る予定。

 ようやく幕末・明治もの文庫本をHP目録(01、08b、08cに分散している)に上げ
店の棚にも出せた。夏休みやお盆休みの読書にどうぞ。
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by byogakudo | 2006-08-03 13:09 | 読書ノート | Comments(0)


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