猫額洞の日々

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2006年 08月 24日

「暴発」読了

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(↑拡大してじっくりご覧下さい。)

 事件の深層/真相を解決した名無しのオプがいよいよ、検査結果を訊きに病院を
訪れるところで物語も終わる。名無しの探偵シリーズは続いているようだから、
悪性腫瘍ではなかった のだろう。まずは良かった。

 翻訳小説の訳注はたいてい、括弧して、一行分に小さな活字で二行、記されると
思っていたが(創元推理文庫やHPBの場合)、徳間文庫では違う。「暴発」のp36を
例に取ると、
<・・・同じく藤のキャプテン・チェア(細い支柱に支えられた分厚い笠木が背もたれとなり、それが湾曲しながら伸びて肘となっている椅子)、・・・>こんな感じだ。

 半角の括弧内に本文活字よりやや小さめな活字で一行取って、注が添えられている。
主人公が物思うシーンでは全角の括弧、本文と同じ号数の活字と、ちゃんと区別されて
いる。文庫本の活字がどこでも大きくなったことに従った変化のひとつであろう。

 あれ、ハヤカワ文庫も活字が大きくなっているが、訳注の号数に変化があった
かしら? 徳間文庫みたいな印象は憶えなかったが、どうだったっけ? 発見?したら
ノートしておこう。
 しかし件の「キャプテン・チェア」の形がいまいちピンと来ない。
                    (ビル・プロンジーニ 徳間文庫 87初帯) 

PS :8月26日(土)、臨時休業いたします。よろしく。
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by byogakudo | 2006-08-24 13:43 | 読書ノート | Comments(0)


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