2005年 08月 06日

ハリウッド・バビロン

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 初夏の猫額洞入り口は、白いレースの遮光カーテンで覆われていた。昼間、外から
中を覗くと様子がよく解らない。夜はその逆になる。布地1枚だが外気を充分遮って
くれるし、空気も流通する。冷房をかけていても酸欠しない。
 そんな日々は過ぎ去り、今やしっかりガラス扉を締め切り、冷房装置内に籠って、
それでも暑さに頭が働かない。いやな季節だ。

 川本三郎「アカデミー賞」(中公新書 90初)読了。川本版「ハリウッド・
バビロン」? アンガーほどは栄光と悲惨に情熱を注いでないけれど、でも暗い
エピソードが目につく。筆致は穏やかなのに。ハリウッドを描こうとすると、誰でも
光と影のコントラストに眼をやられてしまうのかしら?


 
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by byogakudo | 2005-08-06 18:35 | 雑録 | Comments(0)


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