2006年 10月 03日

「魔性の馬」途中

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 (title: 嵐の孤児__見たことのないギッシュ姉妹の映画タイトルを
          借りた。8月12日だったか、大雷雨の日のできごと)

 ようやくジョセフィン・テイ「魔性の馬」(小学館 03初帯)を読み出したら
面白くって昨夜は3時まで、つい読んでしまった。店に出かける直前なのに又
読んでしまう、いわゆる卷を置く能わざるストーリーテリング。

 イギリス女性小説家には、ゴシックロマンスの伝統が続いているのだろうか?
英国の旧家の跡継ぎをめぐる天一坊騒動、ではない、トム・リプリーものだが、
跡継ぎを自称する主人公を迎える家族のそれぞれ、周囲の人々、英国の自然描写、
どれも巧い。
 厩舎を経営する旧家を乗っ取ろうというのだが、主人公はむしろ馬が大好きで、
乗っ取り話に加わる。馬と主人公とのコミニュケーションの様子など、
イギリス人の動物好きは、本気に好きなのだと思わされる。

 今晩中に読み終わるのが残念だが、まだ1冊、ジョセフィン・テイは残っている。
安心して読もう。
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by byogakudo | 2006-10-03 12:54 | 読書ノート | Comments(0)


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