猫額洞の日々

byogakudo.exblog.jp
ブログトップ
2005年 08月 07日

J・G・バラード「ハイーライズ」

e0030187_16384653.jpg









を二十余年ぶりに?再読中。以前読んだときも社会派っぽさを感じたが、それは
今回も変わらない。イギリスの小説家(や映画監督)には抜きがたく社会派性があるの
かしら__誰だったか、「イギリスで映画を撮るかぎり、階級制度を無視したシナリオ
を書く訳にいかない。主人公の青年がどんなクラスに属しているか、から脚本が
始まる。それを外したくて、私はハリウッドにやってきた」とインタヴューで答えて
いた。
 
 「ハイーライズ」は実は、むかしの印象ほど社会派臭はない(いま読んでいる範囲
では)。社会意識よりタナトス傾向の方が圧倒している。暴力への情熱に、読み手も
感染して、つい読んでしまう。

 映画監督はニール・ジョーダンだった。やっと思い出したと言いたいところだが、
「クライング・ゲーム」をようやく思い出して、PC検索した結果である。こんなに
記憶力が薄くなっちゃって、まあ・・・。
[PR]

by byogakudo | 2005-08-07 13:16 | 読書ノート | Comments(0)


<< なかなか傑作      ハリウッド・バビロン >>