猫額洞の日々

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2006年 10月 26日

「地下鉄(メトロ)に乗って」読了

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 地下鉄丸ノ内線支線、新中野が出てくるんだよと聞いて、読んでみた。
鍋屋横町も、角の文房具店も、杉山公園も出てくる。ヒロインは中野富士見町、
神田川近く・地下鉄操作場向かいのアパートに住んでいる。ご近所小説だ?!

 主人公の勤め先が神田駅の地下鉄ストア内に設定されているところも素敵だが、
地下鉄は主人公ではない。人間の主人公がタイムスリップする際のメディアとして
機能している。

 [高度経済成長期に人格形成された作者による、人情ファンタジー]という感想。
幻想好みには、ずれる作品だった。うまい小説と呼ばれるんだろうけれど。
                   (浅田次郎 講談社文庫 00年3刷)
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by byogakudo | 2006-10-26 12:51 | 読書ノート | Comments(0)


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