2006年 11月 12日

「クリミナル・コメディ」読了

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 気障ったらしくて退屈だったりでも怒るまいと決心して「クリミナル・
コメディ」(ジュリアン・シモンズ サンケイ文庫 87初帯)を選んだ昨夜。
 べつに気障っぽくもない、趣向をこらした探偵小説だったとはいえ、
睡眠不足になってまで読むような本じゃない。途中で目が覚めてしまい、
少し読んでから寝ようとしたら、いつの間にか話が佳境に入っている。
今度は止めるのが苦痛になった。長編は2晩か3晩に分けて読むこと。
 中上流イギリス人的生活への皮肉が基調にあるのかな、という印象。

 お師匠さんが第5回配本に来てくださる。今回で一応、貸出し終了。
「ストップ・プレス」のイネスは、何冊か読むと評価が下がる傾向ありとか、
グラディス・ミッチェル讃美等、感想を申上げる。ミッチェルは来年早々
河出書房新社から出されるらしい。蒐めよう。

 第5回には「夜市」の恒川光太郎の新作「雷の季節の終わりに」が入っている!
怪談は短篇がベースだし(ホラー長編と聞くと、きっと体力派ホラーに
違いないと思い込む、悪いくせがある。)、恒川光太郎も短篇小説向きだと
考えるが、ともかく彼の新作が読めるなんて。書き続けてもらいたい小説家だ。 
 でも、たぶんクリスピンから読み始めるんだろうな。
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by byogakudo | 2006-11-12 13:21 | 読書ノート | Comments(0)


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