猫額洞の日々

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2006年 11月 23日

「貝殻追放 抄」をまだ読んでいる

 やや飽きてきているが相変わらず「貝殻追放 抄」(水上滝太郎 岩波文庫 01再)。
坂本紅蓮洞についてのエッセイが、敗北者への愛と距離感とのバランスがよくて、
いいなと思う。

 水上滝太郎はバランス感覚の人だ。敬愛する泉鏡花について書いても、
その美質を崇め、欠点を落着いて指摘する。大人の小説家・エッセイスト
なのだろう。小説だと、冷静さが面白くなさと受け取られもしそうだ。
 あと、親ばか丸出しのエッセイや飼い犬の話も、自慢しているのに
感じよく読める。名のみ知る小説家だったが、こんな人だったのね。

 さて、今夜こそ、第5回配本最終ミステリに取りかかろう。なんだったっけ、
スコットランドかアイルランドもの?だった筈だけど、1週間どたばたしていたら
すっかり忘れていて、お師匠さんに先ほど返却延長願いを出したところ。
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by byogakudo | 2006-11-23 15:28 | 読書ノート | Comments(0)


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