2006年 12月 10日
(写真はクリックすると拡大します。) Sが来てくれた。1時間半ほど滞在。3時間いようと思っていたらしいが 店がやはり寒すぎて、いられない。腰を痛めたひとには不向きの職場である。 彼のおかげでHP手直しやブログ写真掲載ができたのだけれど、(じつは 三日間ほど、ひとりで悩んでいた代物があった)、本気でPCを覚えないと 今に泣くのはわたし・・・。 お師匠さん来店さる。第5回配本をお返しする。ふたりして、もう駄目 じゃないかと噂するマイクル/マイケル・イネスであるが、お師匠さんは 昨日?発売のイネス新作をお買いになった。来年早々、貸して下さる予定。 恒川光太郎に関しては、師匠・弟子ともに「がんばれ!」の思いである。 体力ホラーにならずに長篇怪談を書くのは、ほんとに難しいのだから。 「三亀松」ではなく、松本哉の荷風第2作「荷風極楽」(朝日文庫 01初)を 読み始めた。こちらは作品から荷風を探検する試み。 松本哉は荷風と同名異人の「永井壮吉墓」を日暮里に探しに行っている。 家系を辿ると荷風とつながることはつながるらしいが、荷風は三島由紀夫とも 祖母の方の縁でつながらなくはないと、調べ上げている。 日暮里は「新堀(にいほり)」に由来する地名で、水の漂う低い湿地帯を 表すと、知る。
by byogakudo
| 2006-12-10 15:18
| 読書ノート
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