2007年 01月 04日

イギリスがうらやましい

 1月3日東京新聞の社説を、タイトル「『街の記憶』を大切に」に惹かれて
読んでみた。

 ロンドンでも再開発ラッシュだが、昨秋、シティーの役所から見えるビルが
25階から14階に縮める工事をしていたそうである。
 1930年代から続く「セントポール大聖堂の眺望を妨げる高層ビルは認めない」
という規制に不適格なので、という訳だ。
 区の担当者いわく「間違いを犯した。でも、そこから学んだ」と。

 「ロンドンプラン」という都市計画があり、街の雰囲気を守りながらの開発の
進め方が、詳細に検討されているそうだ。
 超高層ビル建設については、街の雰囲気の維持と都市景観の観点で、市民を
含めて大論争している。

 東京では、個別に高層ビルやマンション建設反対運動は起きるが、地域全体を
見通した景観論争は、まだ起きていない。
 「規制緩和」や「改革」という言葉が薔薇色に響くらしいが、何をどう
変えて、その結果がどうなるか、考えられた試しがない。
 結果がひどくても、いったん法律が制定されてしまうと、方向修正は、まず
成されない。ぶつぶつ、秘かに文句は言っていても、具体的な行動に発展する
ことは稀である。

 せっかくPCなんてものがあるのだから、わたしは文句を言おう。タフで手入れ
不要の新建材が張りつけられた醜い建売り住宅や、コストパフォーマンスしか
見えてこない超高層ビルがふえ続ける街をつくっていて、愛国心もこどもの教育も
あるものか、憎しみとストレスを培養しているだけの東京であり、日本ではないか、と。
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by byogakudo | 2007-01-04 16:37 | 雑録 | Comments(0)


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