猫額洞の日々

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2005年 08月 16日

読み終えはしたけれど

で、何といえばいいのだろう? ヴォクト「宇宙製造者」です。
 
 「プリズナーNo.6」の世界に入り込んだカーク船長の物語__彼はいかにして
女たちの愛と協力を得て、自己実現の道に到達したか__

 ということにしておこう。ぎくしゃくしているのは、いつものヴォクトだが
シチュエイション解説と物語の流れとがうまく噛合ってない。
 
 こっちの時間ではこうですが、それはあちらの時間ではああなってましてと、
いちいち立ち止まって説明されると、いくらタイム・トラヴェラーものでも
もう少し要領よく、ストーリー中に状況設定を入れられないかと、思う。
 長編に書き直すべき話だったのかしら? でも、それだと迷宮譚ぽい空気が
消えて、たぶん別の物語になっちゃうんだろうな。

 文句はいくらでもつけられる傑作__あ、ヴォクトは大抵そうか!
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by byogakudo | 2005-08-16 15:44 | 読書ノート | Comments(0)


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