猫額洞の日々

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2007年 05月 04日

風のキャフェ

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 地下鉄の階段がネックのSを置いて、ひとりで神保町へ。まず東京堂
書店。1Fでねこ新聞・原口緑郎(はらぐち・りょくろう)編集長の第1作
「吾輩のご主人 天才は猫につくられる」(河出書房新社 07初帯)を購入。
和田誠装幀がねこ新聞らしくて素敵。帯のライトグレイもぴったりだ。
(帯嫌いに、こう言わせるなんて珍しい。)

 2Fで美咲歌芽句の「荒涼天使たちの夜」(思潮社 07初帯)は並んでいる
かと見ると、2冊発見。赤黒の背表紙が存在を示す。うれしい。

 2pmの古書会館。ひとが多い。休日なんだ。朝、顔を洗うとき腰に痛みを
感じていたので注意しながら探す。すぐ忘れるのだが、どうやら無事に退出。

 タリーズで初めて外に坐る。風が強いが気持よい。ヒマラヤ杉を見ながら
買ったばかりの「雲の見方_国際雲級図解説_」(藤原咲平閲序 三宅武雄訳述
文化生活研究会 26初 J欠)に目を通す。雲の写真の淡いブルートーンや優しい
モノクロームがきれいだ。
 雲の名前の説明、その雲を詠んだ和歌や詩が紹介されている。この手の本
ばかり扱えたらいいな。無理だとわかっていますが。

 強風に吹き飛ばされて来たのかと思った。雀がテーブルに着地してマグ
カップを覗き込む距離に近づく。人々の足下を歩き回り、卓脇の低い壁に
クッキーのかけらを見つけて食べている。お昼休みの会社員たちが餌付け
しているのだろうか。とても幸福な気持になる。

 じつは「雲の見方」は呼び水の意味も込めて買った。巻末の目録に
<文化学院長 西村伊作著 現代人の新住家 (一度トライして不可)
 ヴオーリズ著 吾家の設計 (欲しい!)
 ヴオーリズ著 吾家の設備 (これも!)>等がずらりとある。いつか
手に入りますようにと期待を込めているが、わたしの白魔術はあんまり
実用的ではない。忘れたころに効力を発するきらいがあるので、修行して
スピードアップを図りたいものである。 
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by byogakudo | 2007-05-04 20:59 | 雑録 | Comments(0)


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