2007年 05月 08日

「若草の祈り」読了

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 一昨夜「若草の祈り」(E.ネズビット 角川文庫 71初)読了。原題は
" The Railway Children "、1906年刊。もしや「鉄子への道」を辿り
つつあるのだろうか。

 こどもたちが田舎の駅の待合室で遊ぶシーン__
< 子供たちは一般待合室という紙のはられた人けのないところへ
 入って行き、時は広告ごっこをしていたのでたのしく過ぎた。・・・
 遊ぶ人は交替で一人ずつ外に出て、もどってきたらできるだけ上手に
 何かの広告のまねをして、べつの人がそれが何を意味しているか
 あてるの。ボビーは入って来て、母さんのかさをさしておっかない
 顔をしてすわったので、ほかの二人はかさの広告に出てくるキツネだ
 とすぐに分った。・・・ピーターはどこか遠いところまで行って
 顔じゅうに石炭の粉をぬりたくって来てクモみたいな格好をしたので、
 みんなはすぐにあのブルー・ブラック・インクを宣伝するしみの
 つもりでしょうと言った。>(p104)

 最後のジェスチュアはウィンザー&ニュートンのカラーインクの紙箱の
絵柄を思い出させるのだが、どうだろう?

 むかしの探偵小説では、よく封筒にメモする場面があると書いたが、
児童文学にも発見。
< ピーターは、・・・(注:機関車の)ナンバーを書きとめることはして
 みたいと思った。残念ながら銀のふちのついた緑の皮のノートはもって
 いなかったが、ポーターが黄色い封筒をくれたので、・・・>(p64)
<・・・「書いてさしあげます。言ってみないとよくわからない字
 なんです。鉛筆と封筒の裏かなんかありますか?」・・・>(p154)
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by byogakudo | 2007-05-08 14:54 | 読書ノート | Comments(0)


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