2007年 06月 25日

「アルトー後期集成3」を読み始める

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 昨日の体調の悪さは熱中症気味だったってことかしら? 閑なので
奥の部屋に引っ込んでいた。PCの廃熱に湿気が加わり、人体にほどよい
冷房温度では不足だったのではないかと、思いついた。真相はわからない。

 ヨレていた昨夜、本を手に取る元気がなく、それでも何か目にしていたい。
目録で目ならしする。疲れているなら早く横になればいいのに、できない。
神経症の一種なのか、貧乏性か。
 
 ベッドでアルトーを数頁。アルトーってこんなに読みやすかったっけ?
太古の記憶だが、もっとこわもてで、しかも何を言ってるか不明な日本語で
読んだような気がする。いま、このすっきりした日本語でアルトーが読める
若い世代は、自分の運のよさを讃えるべきだろう。

 数頁読んだだけではあるが、思い入れや自己満足に汚染されていない、
誠実で清潔な翻訳、という第一印象である。フランス語が読めないくせに
何を言ってると非難されそうだけれど、日本語力はある。これは、とても
素敵な日本語です。

 読みながら、聖書に伝えられるキリストの口調を思い出す。聖アルトー。
     (アントナン・アルトー/鈴木創士他訳 河出書房新社 07初帯)
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by byogakudo | 2007-06-25 14:09 | 読書ノート | Comments(0)


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