猫額洞の日々

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2007年 06月 30日

「酒場の藝人たち」読了

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 昨夜、「酒場の藝人たち 林家正蔵の告白」(矢野誠一 文春文庫 06再)
読了。追悼文が多いという印象を受けた。一時代の名人・名手が去って行く
頃に書かれたからか。

 イッセー尾形に関する箇所を引用(『笑うな!』 p63)
< 最近、彼の評価が高まるにつれて、その舞台の色彩に、わずかながらも
 変化がうかがわれるようになった。たとえば十八番の「巨人軍の応援」に
 しても、以前は巨人への声援が熱狂的になればなる程、周囲の巨人ファン
 とのあいだに違和感が生じ、やがて疎外されるといった、群衆の中の孤独
 が残酷なユーモアを生んでいた。最近の「巨人軍の応援」は、おなじ
 ようなパターンを踏襲しながら、自分自身に対する違和感が強調される
 舞台となって、批評精神みたいなものを表面に打ち出した分だけ、その笑い
 が単純になってしまったような気がする。> 初出は84年11月「小説新潮」。

 新着欄を上げました。よろしく。
 新着欄
 映画「キャンディ」の主演女優はエヴァ・オーリンだったっけ?と、
いつものように、見てない映画に関する知識をご披露する、知ったかぶり。
 いまネット検索してみたら、アニタ・パレンバーグも出ている。ちょこっと
でしょうけれど。
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by byogakudo | 2007-06-30 13:28 | 読書ノート | Comments(0)


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