猫額洞の日々

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2007年 07月 06日

喫茶室 GINZA RENOIR中野通り店

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 目が覚めたら12pm。高円寺に行くつもりだったけれど予定変更。
だって、買取、ありますし。

 ふたりとも今着るものが足りなくて、バスで中野へ。量販店じゃない
ところで服が買いたいと思っても、予算と時間に制限されて結局そうなる。

 その前に南口、線路に面する古い都営住宅へ。豊かな時空間が維持
されている。大事にきめ細やかに住んでいる様子が感じられる。このまま
続いて行ければと願うけれど、「普請中」国家だからある日、壊されるん
だろう。

 中野駅北口はいつものように人が多い。なんとか許容範囲の服を手に入れ
一休みする場所を探す。中野通りに面した、なつかしの喫茶室GINZA RENOIR
ということになった。正式名称は中野サンプラザ前店とかいう。

 ビルの1階は小鳥屋さん。左手の階段を上がると、そこは、おお、めくるめく
70年代喫茶店世界! 客たちもタリーズ系では見られない、馴染み客の空気が
伝わってくる。たまたま入ってきた若い客さえ、常連に見える。耳からi podの
イアフォーンが覗いていようと、そう見える。すごいパワーだ。 

 壁面は大理石柄のプラスティック・パネル張り、簡易シャンデリア風の
天井灯、レジ周りの作り付け戸棚は鏡張り、厨房はもちろんタイルである。
極めつけは、壁にかけられたLEONARD FOUJITAの複製画「カフェにて」。
なぜRENOIRじゃないのか不明。

 店内の新聞を取っ替え引っ替え読んでいる背広の老人。スーツ姿だけれど
老紳士ではない。なんとなく女に食べさせてもらってる空気の中年男。堅気に
見えないのだ。お喋りに熱中する中年女のグループ。ダンス仲間みたい。
 と、「わくわく・ヒューマン・ランド」を愉しんでいる、口の悪い古本屋。
Sもわたしほどではないが、昔だったら紙切れにデッサンを始めたり、テーブル
には「かくも不吉な欲望」が載ってるところだと言い出す。

 タリーズの倍額近いのが残念だが、ウェイターの白い半袖・ルパシカ風制服、
ゆっくりした空間設計__階段からの吹き抜けが効果を上げているのだろう。
日活アクション風でもある。__、これくらいでないとやって行けないか。
 なお、さっきネット検索したら、無線LAN設備もあるそうだ。どこに?!
使っている人を目撃したかった。
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by byogakudo | 2007-07-06 21:22 | 雑録 | Comments(0)


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