猫額洞の日々

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2007年 08月 20日

東大構内から喫茶ルオーへ/「砲台島」7割読了

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 ノレないまま、それでも佳境に入ってるのかなあ? 主人公は2日続けて
海や川に落っこちたり、川に落ちたのは犯人を捕らえようとしてだったりで、
動きのあるシーンも、ちゃんとある。それなのに。静止した時間が続いて
いるような錯覚に陥る。文体のせいだろうか。物語自体が、生死の境目が
おぼつかない、自分がいつ死者の仲間入りするかわからない戦時中に、状況
設定されているからだろうか。

 組織の階級がわからないと書いたけれど、警察の特高課というのは今でいう
公安にあたると解釈してよいだろうか? 自衛隊のどこかの部署が、イラク
派兵反対デモに参加した人々の写真を撮っていたのが、戦前戦中の憲兵隊行為
とみなしてよいならば。__年金問題に隠されて、怒るひとがとても少な
かったが、反軍行為を許さないと言ってるに等しい自衛隊の行動を、どうして
ずるずると認めてしまうのだろう。既成事実に存在理由なんてないのに。

 和を尊ぶ連中はきらいです。べつに何にでも反対したい訳じゃなく、いつの
間にか、ずるずると既成事実化して、それが当たり前の顔をしているのが
おかしい、と言ってるだけです。

 今の状況の不穏さを意識しながら読まざるを得なくて、それもあって
なかなか捗らないのかも知れない。飽きちゃっているのに。
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by byogakudo | 2007-08-20 15:24 | 読書ノート | Comments(1)
Commented by 芽句 at 2007-08-20 22:51 x
私も和を尊ぶ連中は嫌いです。和というのは農耕民族の習性であり、私たちのようにジャズやロックを聴いて育った人間はすべからく遊牧民的だと、私は独断と偏見でもって密かに決めつけているのですが。そんな私たちは蟻や蜂などの集団生活をする生き物ではなく、やはりジプシー的でありコヨーテのように群れることを嫌う人種なんだと思う。私はただひたすらコヨーテのように生きたいものだと思っているのですけど。私の魂はやっぱりジプシー・ソウルです。


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