2007年 10月 19日

おもに五反田行きのはなし

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 2週続けて古書展に行ってない。さすがに新鮮さを覚える。ましてや
五反田。ふたりとも寝ぼけてるけど行かない訳がない。3pm以降に
雨降りと天気占いは言う。急がなくっちゃ。

 1階は__ないなと思いながら何で長居するんだろう。女性客度が
高い。といってもわたしを入れて2-3人だが多く感じられる、古書展
マジック。

 2階へ。欲しい本は見つかるが値段が問題だ。でも、いつか手に入れ
よう、「カフェ・コーヒー・タバコ」(喜多壮一郎 1929年)と、「住宅
近代史」(太田博太郎 雄山閣 1969年)。どちらの本にも「待っててね、
いつか連れてくからね」と言い聞かせておいた。隣で耳にした人が
いたらブキミと思われたかも知れないが、でも今までそうやって手に
入れて来たのだ。
 
 「ぼっとしてる時って却って本の方から目に入ってくる」とのSの
予告通り、帰ろうかと思う頃、Sが発見する。凄くはないが入れて
おきたい本。重くなったので文庫本2冊を除いて送ってもらう。

 Sはヘンリー・ジェイムズの短編集、わたしはグレアム・グリーン
「事件の核心」(伊藤整訳 新潮文庫 76年19刷)を読みながら電車で戻る。
グリーンではいきなり
<顎髭のあるインド人は、顔を顰(しか)めて、封筒の裏でややこしい
計算をしていた。>(p10)箇所にぶつかる。なぜ欧米人やその植民地の
人々は手帳をもたない?!

 昨夜読み終えた「怒った会葬者」(E.S.ガードナー HPB 57初)でも
「コムパクト」「ナムバー」「ニューズ」等、原音主義が貫かれて
いたが__そうそう、「ペリー」ではなく正しく「ペリイ」でした。
訂正します。__伊藤整訳のグリーンでも冒頭から「ベッドフォド・
ホテル」「本寺(カシイドラル)」「朝祷(マ・ティン)」と、英語・原音
主義が発動する。「マ・ティン」の中グロは不要と思われるが。
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by byogakudo | 2007-10-19 18:53 | 雑録 | Comments(0)


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