猫額洞の日々

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2005年 08月 27日

京橋へ行く

 ギャラリQは、案内絵葉書の地図通りにちゃんと着けた。ピカピカ新築ビルじゃない
ので居心地よい。宇治晶個展 "transformer" 最終日に間に合った。
 02年2月 渋谷ミラージュでの最初の個展以来、久しぶりにご本人と作品とに会う。
宇治氏の説明を受けたが、思い出せるかどうか、やってみよう。

 まずデジタル・カメラで石膏のメディチ像と骸骨の写真を撮る。それを空間処理
したコンピュータに入れる。様々な角度から撮られた映像の中から、気に入った
ものを選んでプリントアウトする。

 このうろ覚えのラフな説明では、あの不思議な映像世界を伝えることはできないが、
空間処理がキーだ。どういうことになっているのか、「コンピュータが勝手に計算
して やってくれるんだもん」とおっしゃるけれど、得られた映像は、たとえば
メディチ像の頭部の巻き毛が解け、煙のように漂っていたり、肉眼では決して
見ることの能わない角度から見た骸骨の一部が、変貌を遂げて出現する。

 早く見に行ってお知らせしていたらと、後悔している。手段こそデジタルであるが、
宇治晶氏が今まで見てきたもの・愛してきた世界が、ここでもエレガントに、透明な
死のエロティシズムをたたえて表明される。コクトーやベルメールやギーガーや、
様々な声の反響も聞こえてくる。美しい個展だった。

 小品を1点 購入した。もう置く場所も決まっている。近いうちに猫額洞 壁面に
登場します。
 
 宇治晶氏のHPは こちら aquirax 
 Gallery QのHPは こちら です。

 帰るさ 素敵な建物を発見。もちろん探検する。奥野ビルという、上海租界みたいに
素敵なビルだ。(ここで古本屋がやれたらなあ。)

 京橋のあとも、ちょっと用事があって、新着本のアップが明日になりました。
すみませんが、よろしく。
 いい夏休みだったが、明日からほんとに復帰できるだろうか? やや不安。 
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by byogakudo | 2005-08-27 20:28 | アート | Comments(0)


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