2007年 11月 09日

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 昨日からふたり揃って体調悪化。わたしは鼻風邪気味、Sは胃腸に
来ているようだ。よって、今日は神保町は取りやめ。一日寝ていると
明日、却って辛くなりそうだし、少し散歩に出る。

 南台裏手からまた方南通りに向かおうとした頃、Sが具合が悪くなる。
 「家の近所で遭難するのか!」と思ったそうだが、なんとか回復。
帰りはバスに乗る。風邪気味なりに体調は安定して来る。まあ、大丈夫
でしょう。季節の変わり目はいやです。皆さまも体調管理にお気をつけ
下さい。

 バスの中でインターネットは大海じゃなくて、ノイズの大海だ
なぞとぼんやり考えていた。ひとは想像力によって世界とつながれる
けれど、ネットで直接的に接触させられる「世界」は、不気味だ。
接触するというより、「世界に接触させられている」状態が不安を呼ぶ。
PCは妄想を育む機械でもある。
 個体はひとつの時空間しか占められないのに、あたかも全世界を
手にしているかのような錯覚を持たせるのは、怖いことだ。

 以前、角を曲がった途端、右側に停車した車の中でケータイを
かけている男性、その後ろから自転車でやって来る男性も電話中、
左手の緑色の公衆電話の下に座り込んでしゃべっている若い男性、
三人をほぼ同時に目にして、このまま三人を江戸時代にタイム
スリップさせたら、みんなキリシタンバテレンとして磔ものだと、
思ったことがあった。

 肉体はここなのに、脳はどこかへ行っている。ぼおっと何か
考えながら歩いているのとは全くちがう、電脳空間状態が日常化
しているって、みんな、怖くならないのだろうか。
 友だちと会ってしゃべっていても、ケータイやメール音が聞こえれば
それらが優先される。わたしも携帯電話をもてば、そうなってしまう
のだろうか。いろいろと、怖いのです。
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by byogakudo | 2007-11-09 19:30 | 雑録 | Comments(0)


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