2007年 11月 28日

湯屋(ゆうや)奇談

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 某お客さまは、世田谷のお風呂屋さんに行かれる。浴室で本を
読む風潮は聞いたことがあるが、彼はそれを公衆浴場で見た。若い
男が、せいぜい二人しか入れない低温浴槽で、文庫本を読んでいた。
 お風呂で読める、防水加工した文庫本も売り出されているが、
目撃した文庫本は普通の本だったそうである。

 脱衣場には、どう見てもお風呂屋さん備え付けではない漫画本が
濡れ跡を残して、クズ籠にも入れずに放り捨ててある。漫画も
湯の中で読まれているらしい。

 また、文庫本男とは別人であるが、せまい低温浴槽に延々30分
浸かっている男も目撃。その後、「お待ちの方のために、お早めに
お切り上げ下さい。」と掲示が出るようになった。

 お客さまからは、図書館本の「切り抜き・書き込み禁止」掲示の
話も伺う。TVでは聞いたことがあるけれど、やっぱり実話なのか。
 経済の悪化が礼節欠如の原因だと、わたしは思う。
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by byogakudo | 2007-11-28 14:14 | 雑録 | Comments(0)


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