ピーター・ディキンスン「眠りと死は兄弟」、原作は71年に発表
されたが、ここにもあった、封筒をメモ用紙代わりに使う欧米人の例。
< ピブルは屑籠の中から封筒をつまみ出し、破ってのばして
伝えたいことを書きはじめた。・・・・・ピブルはせっせと伝言を
書きつづけていたが、・・・。>(p140下段ーp141上段)
このときは伝えたい相手が電話中なので、頼んで紙をもらうわけに
行かないという理由があるにはあるが。
昨夜は「グリーン・マン」を手にする。併読はむずかしい。
「グリーン・マン」は怪談らしいが、それにしても変な感じで
話が始まる。ワインの銘柄が英語表記であることに躓く。英国の
インでの話で、宿屋のオウナーが語ってゆくのだから英語の発音で
かまわないのだろうが、こんなとき我ながら、重箱の隅気質が
厭わしい。
他にも明らかに誤訳であろうと見当をつけた箇所があるが、
今夜は英語でパンとバタを得てきた叔母に電話するので、彼女に
訊いてから書こう。
ワニナシってたぶんアボカドだな、別にこれは誤訳じゃないけど。