猫額洞の日々

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2007年 12月 16日

横溝正史からソレルスへ?

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 写真はおとといの新宿御苑からの眺め。ミニチュア・エンパイア
(・ステートビル)と、わたしたちは呼ぶ。以前は部屋の窓から
見えていた。いまや、道路をはさんで部屋の真ん前に巨大な
ベルリンの壁が立ちふさがろうとしている、不幸な東京です。
 甲州街道と方南通りの見境ぐらいつけてもらいたいが、「空は
過疎だ」とのたまう不逞の輩が勝ち組なんだそうで、そんな奴ら
「首をチョン切っておやり!」

 昨夜はいつだか読んでいた横溝正史「山名耕作の不思議な生活」
(角川文庫 77初)の残りを読み終える。のんきな短編集だった。

 「ネクタイ綺譚」は黄色でトンボ型のネクタイを流行らせる話。

<・・・元来、黄色というものは、あまり人に好かれない色である。
 おまけにそれは、普通の蝶(ちょう)型のネクタイと違って、蜻蛉
 (トンボ)の羽のように、先の細くなった薄手の羽が、左右に二つ
 ずつ、都合四つついているという、かなり風変わりなネクタイで
 ある。>(p44)

 横溝正史、なにを考えてるの?

 今朝は出かける前に少し「女たち」(ソレルス 鈴木創士訳 河出文庫
07初帯)を覗く。やっぱり冬休みに読もう。
 今夜の本を探さなきゃ。
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by byogakudo | 2007-12-16 13:48 | 読書ノート | Comments(0)


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