2007年 12月 18日

フリーペイパー版microjournal とmj荷札のこと+小林信彦

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 先日microjournal・鈴木博美さんがいらした時、12月11日エントリ・
GOCCOの荷札がすてきと申上げたら、頂いてしまった(右側の写真)
フリーペイパー版のmicrojournal 4枚とともに。フリーペイパーに
ついては04年12月9日のmicrojournal にあります。
 つまりブログの前身に紙版microjournal が存在していて、
その復刻版を頂いた、ということです。うれしい。

 見てみたいとレジでおっしゃればお見せしますが、1部しか
ないので差上げることは不可能です、悪しからず。
 プリントごっこで作成された荷札は、カレンダーお買上げの
方に1枚プレゼントいたしますので、そう、レジでおっしゃって
下さい。すぐ忘れますので。

 「暗渠」とmicrojournal の検索欄に打ち込むと、ずらり、
東京の失われた川のレポートが出てくる。舗石の下にはかつて
水が流れていた。大川でさえ、臭いから埋めちまえばといわれた
東京。

 そんな不幸な東京の歴史の断片がちりばめられている小林信彦の
作品、2冊読了。

 短編「中年探偵団」の
<・・・O公園の森(都内に残る数少ない<樹木のある公園>である。
 むかしは六本木あたりでも、けっこう二十面相を待伏せたり
 したものだが__)>(p130) 和田堀・大宮公園だろう。

 同じく「中年探偵団」中の「雲をつかむ男」から
< 四方(注: しかた)は、高校のころ、まだ小さな建物だった
 新宿の紀伊国屋書店に通ずる細い横町にあったブロマイド屋へ、
 ジーン・シモンズの写真を買いに行った自分を想い出した。>
(p216) Sに知ってる?と聞いたら、そう言われればうっすら、
そんな気がすると答えた。

 「紳士同盟」の冒頭、1947年の新宿の様子__
< 帝都座、といってわからぬ向きも、のちの新宿日活といえば、
 ああ、と思い出されるであろうか。伊勢丹の前にあったこの
 建物は、数年まえにとりこわされ、現在は丸井新宿本館が
 建っている。>(p7) 

 初出は1979年3月15日号〜10月18日号の「週間サンケイ」だ
そうで、それからほぼ30年、先週金曜日に地下鉄から上がったら
伊勢丹前がすっぽり消えて、しばらくの間、そこに何があったか
思い出せなかった。

 「中年探偵団」(小林信彦 文春文庫 81初帯)
 「紳士同盟」(小林信彦 新潮文庫 83初)
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by byogakudo | 2007-12-18 13:31 | 読書ノート | Comments(0)


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