猫額洞の日々

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2008年 02月 20日

中町信「三幕の殺意」1/3近く

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 これもお師匠さんからの1冊。帯に「七年ぶりの新作」とか
書いてあったが、初めて聞く名前・読む本なので、そんなに
寡作でも作家としてやって行けるのかと驚く。

 いま手元に本がないので確認できないが、1960年代に
書いた中編を長篇化したものらしい。東京オリンピックの
翌年、冬の尾瀬の小屋に集まった人々の中で殺人事件が
起きるところまでで第一章。

 若いころ夏のアルバイトで、女子大生たちと青年歌唱集を
広げて歌って愉しかったね、なんぞという会話がある。歌声
喫茶が流行った世代が登場人物。
 さすがにそこらは知識としてしか知らない。1950年代と
聞くと、ジャズ喫茶に行かない若い人々は、バレーボールして
歌声喫茶にいたのかしら? どちらもデモには参加していそうだ。
古風さを愛でながら読む。
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by byogakudo | 2008-02-20 12:52 | 読書ノート | Comments(0)


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