2008年 02月 25日

桜庭一樹onTV

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 昨夜もう横になろうとしていた頃、TVで桜庭一樹の
特集番組をやっていた。あらまほしき作家の生活だ。

 午後は原稿の推敲と執筆数時間、夕方から「本屋見回り」
と称して新宿の大型新刊書店に行っては海外文学の棚を
チェックする。夜は買ってきた本を読む。

 海外文学というのが頼もしい。翻訳小説が読まれなく
なってから、日本語文学の衰退が起きたのではないかと
思っているので(それだけが原因ではないけれど)、
まだ作家らしい生活をおくる、しかも若い小説家がいる
のはすばらしい。
 棚から1冊引き出しては「あっ、3800円。高いっ!」と
小さく叫んで棚に戻す様子が可憐だ。出版社から注文が
来なくなったときの不安が頭にあるのだろうが。

 「書いてばっかりだと、自分の中に何もなくなるから
読まなければ」という姿勢は当然だけど、実行している
若手作家の実数が知りたい。ついでに編集者の読書量も
知りたい。作家以上に読んでいるだろうと希望する。

 書くことしかない人という印象だった。賞をとってから、
本を売るための販売促進活動に時間を取られて、気の毒だ。
 このTV番組の取材中にも、最初断っていたのに、執筆中の
様子を無人カメラで写してよいとOKしてしまい、カメラが
気になって、結局書けなくなる経過が流れていた。悪いなあと
つい気弱になったのだろう。

 ついでに芥川賞・直木賞関連のあまり実用的でない情報を
ひとつ。「新喜楽」で一夕過ごすには、ひとり10万円あれば
足りるそうです、お師匠さんに依れば。
 「あんなところは頼まなくても芸者さんが来るからね」

 高いのか安いのか、芸者さんを呼ぶ適正レートを知らない
のでわかりません。建物や室内は見学してみたいけれど、
10万円あったら、やっぱり本の買い入れに使っちゃう。
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by byogakudo | 2008-02-25 13:58 | 雑録 | Comments(0)


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