猫額洞の日々

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2008年 03月 01日

やれやれ/「石蹴り遊び」続く

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 ボヤキまくった挙句、なんとか税務署行きの準備が整う。
あとは来週、出向いて数字を書き込んで忘れ去るのみ。

 ほんとに、やれやれだ。おかげでコルタサル「石蹴り
遊び」が停滞している。やっとパリ篇が終わり、主人公は
ブエノスアイレスに戻って来た。ここでも早速、親友の
奥さんに永遠の女性像を見いだし、現在は道路をはさんで
向かい合った部屋と部屋の間に板を渡して、彼女が彼の
部屋にマテ茶と釘を届けようとしているところ。

 彼女を宙づりにしたまま昨夜は眠ったので、無事に
着いたか、あるいは危ないからやっぱり止めたか不明。

 メタフィクションらしいが、あまり観念的でないから
わたしでも読める。登場人物たちの交す会話は充分、
観念的だけれど、すぐとヒロインが具体的なイメージで
答えてくれる__そして主人公や男たちは自然存在としての
女のちからに圧倒される__ので。

 ラテンアメリカに白人として生まれるって、作家に必要な
第三者的な眼差し・異邦人性が生まれながらに備わるって
ことか。だからといって誰もが作家になれる訳はないが、
生まれた土地では少数派の支配階級であり、父祖の地・
ヨーロッパに行けば「南米人」として扱われる存在、という
ことに、この頃ようやく思い当たった迂闊ものです。

 今週の新着欄です。よろしく。
 新着欄
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by byogakudo | 2008-03-01 14:57 | 読書ノート | Comments(0)


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