2008年 04月 25日

和田堀給水場(?)

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 義母を誘ったが少し風邪気味とのことで、ふたりで和田堀
給水場へ出かける。バスで永福町、井の頭線+京王線代田橋下車、
目の前が給水場のはずである。

 まず井の頭線・新代田と京王線・代田橋の違いをわきまえて
いなかった。あわてて明大前に戻り、新宿行き各駅停車を待つ。
たしかに代田橋の踏切前に黒いフェンスが廻らされている。
やっと着いた。

 と、正門前に行ったら、「明日から公開」の掲示がある。
4月の桜の時期に一時公開、しばらく休んで明日から5月にかけて
躑躅見物用に解放される、ということだった。独自のHPを持たない
場所は、情報公開も不足している。宣伝していないから保たれて
いるのかも知れない。

 文句を言ってもしょうがない。ふたりとも代田橋に下りたことが
ないし、周囲の散歩に切り替える。Sは柵の隙間からそれでも
建築物を撮っていたが。

 フェンスに沿って歩いていたら、黄色いモッコウ薔薇が屋根まで
伸びているお家にぶつかる。家の前に錨や舵が置かれ、お庭には
大小の鐘が下がり、外壁には小さな聖母像まである。
 お家の方を見かけて「船乗りでいらしたのですか」とお尋ね
した。船乗りではなく客船のパーサーだったとおっしゃる。

 船乗りとは、船を航行させる任務のひとを指すらしい。錨や舵は
彼が勤務していた船のものではなく、仕事を辞めてから新たに手に
入れられたそうだ。鐘は昔、船で時刻を知らせるために鳴らされた
もので、今は電子式時計だが、かつては船員が全部の時計のねじを
毎日合わせて廻っていた、その当時のものである。
 氷川丸が最後の航海でシアトルに停泊していたとき、彼の船も
シアトルにいたなどと、お話して下さる。

 散歩は面白い。和田堀給水場が閉まっていたおかげで、こんな
お話が伺えた。
 お礼を述べて、さらに住宅地の散歩を続ける。現代住宅ではあるが、
かなり不思議な建物もある、京王線沿線らしい長閑な住宅地だ。
 玉川上水緑道を通って、笹塚まで。代田橋駅前で休憩したが、
3時間は歩いていた。

 でも、写真は当地ではありません。
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by byogakudo | 2008-04-25 20:56 | 雑録 | Comments(0)


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