2008年 05月 05日

白猫・マロ/「怪奇礼讃」読了

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 写真はうちのもう1匹の猫(♂)・マロ。前からいるモノクローム
猫(♀)・ニムと仲が悪い。彼に関してはクリスマス・ストーリー的
美談?があるが、時期外れなのでまたいつか。

 やっと「怪奇礼讃」(ベンスン ブラックウッド他 創元推理文庫
04初)読了。あんまり怪奇小説の気分ではなかったのか。

 ダイラン・トマス「祖父(じい)さんの家で」とG.W.ストーニア
「ある幽霊の回顧録」、J.D.ベリスフォード「のど斬り農場」が
よかったけれど、他はあまりぴんと来ない。

 いまの感覚の怪奇小説という点で、前2作。ベリスフォードは
古典的でヒューマー豊かだ。
 ダイラン・トマスの、映像を目の前にぶつけて行くような、
ひりひりしたタッチが何となく鈴木創士氏の「幻脚記三 雨」を
思い出させた。
 ストーニアの成りたての幽霊のモノローグは、孤独さが
いっぱい。幽霊とは死者のように生きているわたしたちの
メタファーである。
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by byogakudo | 2008-05-05 14:49 | 読書ノート | Comments(0)


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