2008年 06月 05日

rain, rain,rain/「エヴァ・トラウト」途中

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 4月からずっと梅雨じゃないかという気がするけれど、本格的に
梅雨。しとしと大人しく降っているかと思えば驟雨。小売業を
撲滅させようという陰謀の季節だ。いや、一年中、そうだった。

 お師匠さんが見回りにいらしたが、「エヴァ・トラウト」未読
なので、一時的な感想だけ述べる。
 「あとで少しずつ解ってくるような書き方なんだよ」

 構造はシンプル。第一部は英国での娘時代のエヴァ、飛行機の
中で知り合ったアメリカ人教授からの届かなかった手紙と、シカゴの
クリスマス風景で場面を転換して、「母」となったエヴァが再び
英国に戻る第二部。
 枠組みは簡単でも書き方は凝っている。

 お師匠さんの疑問は、「なぜ、ほぼ最後の作品から刊行するのか?」
翻訳上の都合かしらとふたりで考えたけれど、お師匠さんは、初期の
作品から時系列的に読みたかったと仰る。

 クリスマス・ギフトを求めて狂奔するシカゴの雑踏と、立寄った
コーヒー・ショップでの出来事の辺り、印象的だ。
 ベツレヘムから遠く離れて。
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by byogakudo | 2008-06-05 13:31 | 読書ノート | Comments(0)


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