猫額洞の日々

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2008年 07月 06日

平松剛/磯崎新の「都庁」 を読み始める

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 昨土曜日の昼下がり、お師匠さんがさっと入って来られる。
ポケットから本を取出し、
 「面白かったよ。あんたも好きだろうと思って」
 「気になってたんです。ありがとうございます」
 また風のごとく立ち去られる。

 平松剛「磯崎新の『都庁』」、新聞広告で目にしていた。
 帯の惹句は、
<建たなかった建物、図面の上にしか存在しない
「幻の建築」が衝撃を与えた__。
 丹下 VS. 磯崎
 なみいる高層案の中で提出された、たったひとつの「低層案」!>
である。心惹かれませんか?

 読みかけのハートリー「ポドロ島」(装幀 和田誠 河出書房新社)を
放り出して取りかかる。
 ところで、河出から出る和田誠装幀本は、J(カヴァ)裏面のバーコード
2段を無視したデザインが多い。バーコード部分はシールになって
貼付けてあり、買った人はシールを剥がして、オリジナルの装幀を
復元することができる。

 他の出版社でもこの方式だろうかと考えていたら、同じく和田誠装幀本、
「磯崎新の『都庁』」は文藝春秋刊だ。

 早速J裏面を見ると、バーコードが見当たらない! お師匠さんが作られた
グラシン紙ラッパーを外し(彼のやり方は、糊付せずにJ全面をグラシン紙で
覆い尽くす)、帯も取って見てみるがバーコードは存在しない。裏面上端に
横一列、小さな文字でISBNや定価が記されている、それだけだ。
 バーコードは付けなくても流通上、別に問題はない、と理解してよいの
だろうか。じゃあ、大抵の本にバーコードがデンとのさばっているのは、
何故だろう? 和田誠のキャリアと説得が、バーコードの排除を許すの
だろうか。

 昨夜はmicrojournalさん、chocochipsさんと四人で夕食。前から
知っていたが入るのは2度目の、近所の洋風定食屋さん。昭和は
生きていると実感できるお店だ。愉しかったです。
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by byogakudo | 2008-07-06 13:08 | 読書ノート | Comments(0)


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