2008年 07月 11日

雑司が谷が近い!

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 定休日だ。出かけなきゃ。
 神保町をさぼり、では、どこへ行こう。義母は脚が痛いというので、
ふたりで行く場所を考える。ともかく部屋を出る。西新宿方向、山手
通り交差点に着いても、まだ目的地が決まらない。

 地下鉄・副都心線を試してみよう。大江戸線・西新宿五丁目駅から
都庁前。ここで大江戸線を乗換え、東新宿まで。副都心線に乗継ぎ、
西早稲田、雑司ヶが谷。あっという間に到着。速い。近い。
 地上に出たら、目の前を都電荒川線が走り、すぐ先に鬼子母神。
信じられない近さだ。乗継ぎで歩く距離も大したことはない。

 Sは早速、路地に向かってシャッターを押す。雑司が谷も路地の
宝庫だ。どの路地もうつくしい(再開発でビルが乱立する日の
来るのが、できるだけ遅くなりますよう)。

 鬼子母神では何か撮影が行われていた。前回行かなかった雑司ヶ谷
霊園を目指す。下調べしていなかったので、お墓探訪はできない。
ぶらぶらと歩くだけ。
 日本の墓地なのに、十字架型や、縦長の墓石に十字が刻まれたお墓が
目につく。明治の指導者層にクリスチャンが多かったのだろうか。

 霊園を出ると、「雑司が谷旧宣教師館まで80米」の掲示。今日は
開いていた。宣教師館の庭に散った紫陽花を拾い、押花にする。見学者は
わたしたちだけ。

 窓が開け放された館内は静かで涼しい。入り口脇と奥に階段がある。
裏手の階段を上ると、大きな窓のある廊下。江戸東京たてもの園・
w9 小出邸(堀口捨己作)二階廊下で感じたのと同じ既視感に襲われる。
 下見板張りの洋館というだけで、デジャヴュするのだが、たぶん
昔の繊弱なガラスが入った窓や、磨かれた廊下の明るさなどが、その
理由だろう。
 それとも季節が、過去や死者を思い出させるのか。建替えられて
今はわたしの頭の中にしか存在しない、子ども時代の家や庭の記憶が
押寄せる。

 歩き疲れ、Sは撮り疲れて、休む場所を探す。東池袋で見つけて
入った「イル・テスート」。アイスコーヒーがおいしかった。レジ前に
ウィルキンソンのジンジャーエールが置いてある。ますます、いい。

 2時間半歩いた。荒川線にも乗ってみたい、旅猫雑貨店にも寄りたいが
明日、店を開ける体力を残しておかなければならず、大人しく帰宅する。
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by byogakudo | 2008-07-11 18:43 | 雑録 | Comments(0)


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