猫額洞の日々

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2008年 07月 13日

大倉崇裕「聖域」を読み始める

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 お師匠さんからお借りしている3冊目、「聖域」(大倉崇裕 東京創元社
08初帯)を昨夜から。梅雨明け近い蒸し暑い夜に、冬山の話を読むのも
妙な感じだ__主人公の指先は凍傷を起しかけている__が、お師匠さん
お薦め本だ。読みますとも。

 にしても、登山が主題の物語に興味が持てるだろうか。そこが不安だ。
だって、登山って山道をひたすら登って、頂上に達したら今度はひたすら
下りるんでしょ。見えるものは、土、石ころ、草木、空・・・沢ならいいか、
でも自然ばっかり。山小屋くらいしか建物は出て来ないだろうし、わたしは
ノレるだろうか?

 同じ歩く行為でも散歩なら、坂道や角を曲がって異空間に行けると
わかっている。登山も異空間、あるいは異次元への道行きだろうか。
 物語の中とはいえ、背景に親しめる自信がない。まあ、携帯電話や
ヴィデオゲームやらがばんばん出て来る小説を思えば、登山は歩行の
一種だ。なんとかなるだろう。
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by byogakudo | 2008-07-13 13:28 | 読書ノート | Comments(0)


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