猫額洞の日々

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2008年 07月 19日

鈴木いづみと「ウィリアム・バロウズと夕食を」読了

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 2冊とも新着予定だったので、昨夜急いで読了。無事、今週の
新着欄に載せることができました。よろしく。
 新着欄

 「鈴木いづみセカンド・コレクション3 エッセイ集1 恋愛嘘ごっこ」
(鈴木いづみ 文遊社 04初帯)は、彼女の潔癖性なモラルが素直に読み
とれて、清々しい。
 自殺した1986年は、バブル経済真っただ中だ。あの感受性で
よく耐えた、と思う。死ぬか逼塞するか、しかなかった時代だった。

 「ウィリアム・バロウズと夕食を」(ヴィクター・ボクリス 思潮社
97新装初)。
 テネシー・ウィリアムズとの会話でバロウズ曰く、
< ポール・ボウルズがあなたの本『アルコーヴの天使』の初版本を
 持っていた。読もうと思って借りたんだが、当時の私はジャンキー
 だったから、その本を血だらけにしてしまった。 ポールの怒りは
 凄まじかった。しかし、すごいコレクターズ・アイテムだ。テネシー・
 ウィリアムズの初版本にウィリアム・バロウズの血がくっついているん
 だから。>(p114上段)
 この本は現存するだろうか? あるとして誰が持っているのだろう?

 役者に向いていると言われたバロウズが答える。
< [略]医者とかCIAの男とか、どんな役でも大丈夫。特に戦犯の
 役は得意だ。[略]ナチスの戦犯役なら、うまく演れる。>(p122上段)
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by byogakudo | 2008-07-19 12:41 | 読書ノート | Comments(0)


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