猫額洞の日々

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2008年 08月 02日

荒川線沿線風景/「林芙美子 巴里の恋」もう少し

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 昨日の荒川線沿線風景です。どこがと言われても、そうなんです。

 今週の新着欄もよろしく。
 新着欄

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 第一部 8月6日(水)〜8日(金)
 第二部 8月22日(金)〜23日(土) です。よろしく。


 一昨日、森本六爾による補遺頁を記したが、まだあった。芙美子が
一旦パリを出てロンドンに向かう頃(p72~73 p76~78)にも、彼の
日記の引用がある。

 とても注釈が丁寧な本だ。一度出てきた人名でも、別の箇所に
登場すると前の頁の注を参照するようになっている。エピソードも
しかり。
 何度も繰り返し同じ名前やできごとを読むおかげで、見馴れぬ
名前もなんとなく覚える。エピソードも頭に入る。読むのに時間は
かかるが、林芙美子の巴里時代の人脈が理解できたような気になる。 

 3) 「夫への手紙」は、ほとんど注の参照エピソードとして
読んでいた。

 普通ならそこで読了の筈が、この本では巻末の<解説>「パリは
芙美子の解放区だったか」部分が眼目。「巴里の恋」人たちの変遷、
恋人の真打ち(?)ともいえる白井晟一との恋が考察されている
(と思われる)箇所を読み終えなければ、読んだことにならない。
 いわば長い前置きを読んだだけ。今晩、読了予定。

 旅先でも14社から頼まれた旅行エッセイ等の仕事をかかえ、
円が安くなって自分の滞在費にも窮していながら、日本の家族
(夫と自分の母)の生活費を工面しなければならない林芙美子。
 いくら貧乏には慣れているとは言え、気が狂いそうな話である。

   (今川英子編 中公文庫 04初帯)
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by byogakudo | 2008-08-02 14:39 | 読書ノート | Comments(0)


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