2008年 08月 09日

中島らも+斎藤磯雄

e0030187_14172354.jpg











 まず新着欄です、よろしく。
 新着欄

 読む本が決まらないまま、手近な本をぱらぱら。「砂をつかんで
立ち上がれ」(中島らも 集英社文庫 03初)のおかげで「全ての聖夜の
鎖」を読んでなかったことを思い出し、「ユリイカ08年2月号 特集
中島らも」(青土社)を取出す。
 
 「ユリイカ」は若いお客さま二人にお貸ししたが、女性も男性も
口を揃えて、
 「真ん中の黒い頁、『全ての聖夜の鎖』、よかったです!」
 「やっぱり初期は、あんな感じで書いてたんですね!」と、年齢こそ
30歳前後と似ているけれど、面識のないお二人から同じような感想を
聞いていた。

 よかった。きれいだった。鈴木創士氏のお友だちだなあ、と思う。
黒く輝くイメージがストップモーションで目の前に立つような読後感。

 ベッドでは、ぽつりぽつりと再読している「ピモダン館」(斎藤磯雄
廣済堂出版 70初帯)を。小澤書店版でむかし読んだが、フランス装といい、
少し灰色がかった黒の活字、ノンブルやタイトル文字のピンク系の赤色
といい、おまけにまだ糸綴じであること等、本としては、こちらが
断然かわいい。
 本文は、いま読んで、どう血肉化できるかというと難しいけれど、
漢文脈の日本語のカッコよさは残る。
[PR]

by byogakudo | 2008-08-09 14:02 | 読書ノート | Comments(0)


<< 永遠の夏休み(?)      夏休み第一部終了 >>