2008年 08月 20日

山田風太郎「忍法創世記」を読み始めるが・・・

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 昨日、<風太郎の明治もの>と書いたおかげか、ずっと
放りっぱなしだった「忍法創世記」(小学館文庫 05初帯)を
思い出して読み始める。いちど読みかけて何だか物語に入れず、
めずらしくペンディングしていた。

 山田風太郎らしい黒白巴型の構造で、今回は南北朝時代。
忍法者と剣法者とが、三種の神器をめぐって争奪戦になる。
 たぶん、イデオロギーに殉じることの虚しさみたいな話
であろう。

 今度こそ読み終えるつもりだったのに、店にきて、中学の
友人から届いた本の値つけをしていたら、ちょっと心惹かれる
単行本を見つける。(ギルバート・アデア「ロジャー・マーガト
ロイドのしわざ」も彼からきた。持つべきものはお友だち。)

 「浅草色つき不良少年団」(祐光正 文藝春秋 07初帯)と、
「落下する緑」(田中啓文 東京創元社 05初帯)だ。
 前者はいきなり、吉原の牛太郎・平井兵吉に話を聞いた、
なんて始まり方をする。
 後者は、<天才サックスプレイヤー永見緋太郎の名推理>と
帯にあり、もう読み出してしまった。今宵の風太郎の運命やいかに?
 いつか必ず読み終えるつもりだけれど。
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by byogakudo | 2008-08-20 13:39 | 読書ノート | Comments(0)


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