2008年 10月 13日

ゴア・ヴィダル「大予言者カルキ」半分ほど 他

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 文庫版ではなく単行本の「大予言者カルキ」(ゴア・ヴィダル
サンリオ 80初帯)を読んでいるが、小さな活字で2段組み。PC
疲れの眼で夜中に読むのは、かなり辛い。

 「マイラ」と同じく、もう少し前に読んでいたら、もっと
面白がれただろうと思いつつ、古書展目録で「都市と柱」に
外れたことまで思い出し、口惜しい。わたしに当ててくれたら、
ちゃんと読んだのに(読んだ後で棚に出したのに)。
 きっと、わたしよりも、しっかり読んで大事に保存してくれる
方に当たったのだろうと、信じたい。

 「カルキ」の進みが遅いので、併読本を探す。お師匠さんからの
文藝春秋・<来るべき作家たち>シリーズ第6巻もあるけれど・・・。

 「マーフィ」(サミュエル・ベケット ハヤカワNV文庫 72初)、
「悪夢の化身 ソノラマ文庫海外シリーズ18」(デニス・ホイートリー
選 ガイ・エンドア他 朝日ソノラマ 85初)、「モーウィン」(J・C・
ポーイス 創元推理文庫 87初帯)。

 さあ、どうする? という訳で「悪夢の化身」に手をつける。
いいセレクトの怪談集のようである。イーヴリン・ウォーの長兄、
アレック・ウォー「ふたつの終局」は、弟の意地悪さのない、
どちらかと言えば、しみじみした話だった。
 T(シオドア)・F(フランシス)・ポイス「木霊(エコー)の家」の
ぶっきらぼうで哀しい怪談も好きだ。

 ところで、「モーウィン」のJ(ジョン)・C(カウパー)・ポーイスは、
T・F・ポイスの兄、と解説にある。欧米には兄弟で作家という例が
多いのだろうか。日本でもあるけれど、むしろ親子で作家の方が
目立つような気がする。どうなのだろう?
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by byogakudo | 2008-10-13 12:53 | 読書ノート | Comments(0)


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