猫額洞の日々

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2008年 10月 24日

F・ポール「22世紀の酔っぱらい」読了/五反田へ

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 大雨である。それなのに今日は五反田。行かずばなるまい。

 読みかけていたフレデリック・ポール「22世紀の酔っぱらい」
(創元推理文庫SF 71初)を、地下鉄往復で読了。予想より愉しめた。

 なんと構造は「大予言者カルキ」(ゴア・ヴィダル サンリオ
80初帯)と同じである。こちらの原作は1960年刊、「カルキ」は
1978年だが、超人思想の持主たちが、人口爆発の危機を回避する
ために、劣等とみなす大多数の人類を滅ぼし、新世界を樹立しよう
と試みる(もちろん、失敗する)物語だ。

 ゴア・ヴィダルは、SFの形式を借りてヒッピーやウィメンズリブを
からかう意図が感じられるが、こちらは真面目に最大公約数の幸福を
願う。草の根の健全さに賭ける思想であろう。アメリカ人である。


 岡崎武志様と「古本屋ツァー・イン・ジャパン」様、過分な
お褒めの言葉をありがとうございます。
 お二人のブログから当ブログにいらした方、感謝申上げます。

 でも、お二人とも褒め過ぎですから、特に本の感想文はあまり
信用しないで下さい。好みが偏り過ぎで、ブックガイドとしては
役に立ちません。
 Sの写真はいつも素敵ですので、これからも時々見ていただければ
幸いです。
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by byogakudo | 2008-10-24 19:53 | 読書ノート | Comments(2)
Commented by ヤマ at 2008-10-25 12:40 x
こんにちは!
先日、森茉莉さんの本を探して、お邪魔いたしました。
実は、前々からブログの存在は知っていて、お会計の時にお話を伺おうと思っていたのですが、緊張してしまって話しかけられませんでした。
それから丁度、「古本屋ツァー・イン・ジャパン」に載っているのを発見し、なんだか嬉しくなってしまい(笑)勇気を出してコメントを・・・
猫額洞さんに足を踏み入れてまだまだ二回、次こそは!という感じです。またお邪魔します!
Commented by byogakudo at 2008-10-25 18:18
どうもありがとうございます。森茉莉の本が少なくて申訳ありません。
近頃あまり見かけなくなり、探しに行かなければと思っております。

どうぞ、怖くありませんので、気軽にお声をかけて下さいね。


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