猫額洞の日々

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2008年 12月 02日

J・F・コアトムール「引き裂かれた夜」を読み始める

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 フレンチ・ノアールである。退屈な展開であることも
予想される。用心してパット・マガー「探偵を捜せ」も
持ち帰ったが、これは意外といけそうだ。今のところ。

 70年代後半のフランス、南フィニステール県って、
どこだろう? カンペールの近くとあるから、ブルターニュだ。

 ウィメンズ・リブ思想の海の女と山の男(ヴォージュ山脈の
出身)とが出会い、結婚、破綻。今では夏のヴァカンスの
間だけ、息子を預かる主人公である。

 元奥さんと息子が殺され、無口な主人公はひっそりと
犯人捜査の決意を固める。

 面白かったのは、ここでもメグレ警視シリーズみたように、
警察の捜査に上部の圧力がかかること__日本でも
そうなのかしら?__と、元奥さんが殺される前に漫然と
TVをつけているが、やっているのが「スタスキーとハッチ」
であること。フランスでもアメリカのTVドラマは一般的
だったみたい。

   (角川文庫 87初帯記名)
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by byogakudo | 2008-12-02 14:09 | 読書ノート | Comments(0)


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