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いつも何だかよく解らない読書傾向をご披露している感が
あるけれど、幅はせまい。文明批評家・斎藤美奈子の本を
読むと、仕事とは言え、得意科目ではない理系の本にも
食らいつき、噛み砕いて、ポイントを外さずレポートしてくれる。
ありがたいことである。自分で読もうとは思わないが。
「『ばかけんちく』が林立する九〇年代日本の風景」の章では、
バブリーな建物が集団発生した80~90年代の状況を伝える
「偽装するニッポン」(中川理 彰国社 96年)が面白そうで、
いつか読む本のリストに入れよう。
ここまで書いて制限時間(?)が来たので続きは明日にでも、
もし内容がまだ憶えられていたら、ということで・・・。
大丈夫かなあ?
(斎藤美奈子 文春文庫 04年5刷)