猫額洞の日々

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2009年 01月 18日

シオドア・スタージョン「ヴィーナス・プラスX」読了

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 えっ!という終盤でのサプライズあり。未読の方のために勿論
書かない。

 まあ、スタージョンによるジェンダー論、ユートピアSFと括る
しかないだろうが、相手はスタージョン。やっぱり何か変な
読後感が残る。アメリカの本気の理想主義者、とも感じる。
   (国書刊行会 05初)

 その後は、まったく関連なく、井上友一郎「銀座の空の下」
(鱒書房 コバルト新書 55初)に移る。生澤朗によるJ画(ちょっと
パリみたいな銀座街頭風景)に惹かれて買った。
 一見華やかな酒場の女性や、しがないタクシー・ドライヴァ等の
スケッチ集であろうか。

 巻末の鱒書房出版物目録頁がおかしい。「軽文学新書」という
シリーズも出ていたらしいが、「推理小説集」のコピーは、
「読むに一時間、忘れるに十年の戦慄」、「股旅小説集」は、
「読むお茶漬けの、日本的な郷愁名作」である。集めたくなる。
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by byogakudo | 2009-01-18 14:56 | 読書ノート | Comments(0)


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